自分の意見で生きていこう (ちきりん)
今回はちきりんさんの書籍”自分の意見で生きていこう”について自分の意見を入れながら紹介します。
この本は一貫して、自分の意見持って生きていこうと主張しています。
なぜ今の時代に意見が必要だと思いますか。
それは、AIが発達していく現代では、特に仕事において、自分の意見が言えない(持てない)人はAIより使えないからです。
この意見というのは、正解のない問題に対して持つものであり、正解のある問題は、AIがすべて一瞬にして解決してくれます。
この正解のない問題、例えば死刑制度の有無など、に対して自分なりの意見を持つことが大切です。
ここで重要なのは、この問題には正解がないため、意見にも正解など存在しないということです。
そして、一人一人が自分の意見を持つことにより、より建設的な議論ができるようになるというわけです。
全員が反応しかしなかったら議論は進まず、問題の解決にはなりません。
そして、人生にも自分の意見が必要になってくる場面が多々あります。
例えば、どこの大学に進学しようか、どこの企業に就職しようか、結婚をしようか、家をかうべきか、延命治療をするべきかなどなど、これらの問題には答えがありません。
なので、自分の意見が大切になってくるわけです。
なぜなら、ここで他人の意見に流されて、自分の意見ではない選択をしたら、あとで後悔をすることになるからです。
例えば、友達みんなが結婚をしており、結婚を勧められたからといって、あなたも結婚をしたとしましょう。
その後何年かして、結婚をするんじゃなかった、と後悔するときがやってくるでしょう。
そのとき、こう思うでしょう、友達のせいでこうなったんだ、友達の意見に従わなければよかったと、こうやって一生後悔して生きていくことになります。
しかし、もし自分の意見で結婚をしたとしたらどうでしょうか。
いやなことがあっても、まあ、自分で決めた道だから自業自得だと、後悔することはないでしょう。
このように、自分の意見を持つということは、自分の人生に責任を持つということであり、自分オリジナルの人生をつくっていくということだと思いました。